敵を作らない良好な人付き合いのポイント

敵を作らないこと

自分の軸を持って人に媚びずに生きていくというのは美しいことではありますが、かと言って余計な敵を作ってしまっても意味はありません。自分の軸を曲げてしまったり不誠実なことをしてしまったりする必要はないのですが、基本的に職場の中では敵は作らず良好な人間関係を構築していったほうが良いでしょう。もちろん例えば職場内でいじめが発生してしまっており、自分もいじめられる可能性があるけれどもいじめに加担はしたくない、あるいはいじめの対象となっている人を助けたいというような時は、自分の価値観を貫いて貰って構いません。しかしそういう行為を行うのだとしても日頃から適切な関係性が築けていれば、自分までターゲットになったりすることはなく、職場内のいじめを止めていくこともできます。

マナーは大事

まず職場内で良い人間関係を築くポイントとしてマナーは重視しましょう。若干体育会的、あるいは前時代的に感じるかもしれませんが、目上の方や先輩は立てて、社会良識のある行動を慎むべきです。無理な過剰労働をしたり媚び諂ったりする必要はありませんが、例えば新人なのであれば少し早めに出社して簡単な掃除を行ったり、飲食店やエレベーター、タクシーなどでの上座下座に気をくばるだけでもだいぶ印象は変わります。

中心人物との距離感

またその他のポイントとして中心人物は誰なのかということを見抜き、その人物と適切な距離感や関係性を保つことが大切です。中心人物は何もその部署のリーダーや上司とは限らず、いわゆるお局様的な役職はないけれども支配力のあるボスがいる場合もあるので注意しましょう。そうした人物が誰かわかればその人に媚びるまではしなくとも、常識的な範囲で礼儀正しく接し、一定の敬意を持った態度を示した方がその後がスムーズです。

強みを持つ

またこれは特に大切なことなのですが、職場に所属している以上業務の中でこれは自分に任せてくださいと言えるような強みを持ち、仕事にも真剣に打ち込みましょう。女性は真面目な人が多く、大半の方は仕事に対しては誠実かつ真剣に取り組んでいます。そうした中で、どんくさく仕事ができない人間がいると単純に邪魔になってしまうのです。一度仕事の邪魔者と思われてしまうと女性特有の残酷さが出てしまい、かなり厳しい立場に置かれてしまいます。そうなってしまわないよう積極的に仕事に取り組むべきですし、この分野では敵わないと人に思われるような強みを持って尊敬を勝ち取ることで、無碍な扱いを受けることはなくなるのです。業務上なくてはならない存在にまでなれば誰もあなたに意地悪はできません。